2015年11月21日

値嵩株でも単元未満株取引なら投資ができる


 株を購入するにあたって、各銘柄で100株や1000株といった単元株数が決まっていますが、単元未満株の売買がインターネット経由で取引ができるようになってからは、単元株数に関係なく1株から取引ができるようになりました。 (単元株数が1株の場合は対象になりません。)

 株式の小額投資には、20年ほど前に株価低迷打開のために作られ、先駆けとなった「株式ミニ投資」という商品もあります。

 「株式ミニ投資」は、単元株数の10分の1単位での取引となりますが、単元未満株であれば、1株単位から取引できますので、「株式ミニ投資」に比べ、さらに値嵩株でも気軽に投資ができるという利点があります。

 単元未満株と株式ミニ投資で購入した株式の双方を通算して、単元株にすることはできません

 単元未満株、株式ミニ投資ともにを単元株数まで買い進めると単元株にすることができますが、単元未満株のよいところは、株式ミニ投資とは違い、株主優待が受けられる点が挙げられます




 通常、株主優待を受けるには、ある程度の資金を投資して、単元株主になりませんと株主優待を受けられないと思われがちですが、実際のところ、単元株数に満たない株数であるのに優待をおこなっている企業があります

 余談で10年近く前の話になりますが、株主優待として各種割引券が発行されていた「新潟交通」では、単元未満株取引が開始されるようになると、大量に単元未満株主が増加したため、残念ながら株主優待制度が変更され(対策され)、単元未満株主に優待制度を実施しなくなってしまいました。(先述した通り、優待制度を実施している銘柄はありますので、「四季報」等で調べてみてください。)


 単元未満株の売買を取り扱っている主な証券会社は次の通りです。

 カブドットコム証券

 マネックス証券

 野村ネット&コール (野村證券)

 廣田証券

 SBI証券


 単元未満株取引は、値嵩株を決められた予算の範囲内で取引する場合やご自分が好きな企業を小額の投資をするには便利で、何より取引の種類が増えるということは、投資家の選択肢が増えてとてもよいことに思います。
ラベル:単元未満株
posted by jiji-news-yara at 23:17| Comment(0) | TrackBack(0) | 明日への戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月19日

株価1円の銘柄に手を出すべきか否か?

 11月17日の記事中の「値下がり率上位5銘柄」の第2位にある、ETFS天然ガス上場投資信託(コード1689)の取引値に注目してください。

 ETFS天然ガス上場投資信託は、11月17日の終値が前日比1円安6円で、その日の取引が終了しております。しかし下落率で見ますと、前日比14.29%の下落と通常の株価であれば、大クラッシュともいうべき数字をたたき出しております。(当然1円上昇すれば爆発的な上昇となります。)

 このような取引値10円を下回る、1桁の取引値をつけている銘柄は、さほど珍しくはないのですが、投資金額が9000円(単元株数1000株で計算)もあれば、株の取引ができますので、よくマネーゲームへと発展しますよね。

 多くの投資家が参入し、同じような株価で売買注文を出すことが多いことから、約定しないことも多く、「投機」といっても良いでしょう。

 私は、以前に「ETFS天然ガス上場投資信託」の買い注文を1週間にわたって出し続けたものの、結局約定せず手を引いたということがあります。

 また運良く取引値1円で買えたのはいいものの、売ることができずにそのまま上場廃止となってしまい、破綻処理される金融機関の株式のように、ただの紙くずになってしまったケースもあります。(上場廃止になっても株式の価値を有し、株主優待を送ってきてくれた企業もありますが、市場ほど簡単に売ることはできません。)

 このようなことから、株価1円の銘柄によっぽどの自信がないのでなければ、手を出すのはお勧めしません。

 株価1円銘柄のマネーゲームに勝利して、街中でお札をバラ巻いた事件を起こした投資家も存在しますので、チャンスはあるのでしょうが、投資する場合は自己責任でお願いいたします。




 私が投資するのであれば、取引値が20円から30円程度の超低位株で、業績が良いものの買い材料が見つかりずらい、出遅れ感のある株式に投資します
ラベル:低位株
posted by jiji-news-yara at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 明日への戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする