2015年12月05日

JR九州の上場はいつになるのか


 JR九州が、早ければ平成28年の秋頃に株式市場に上場するといわれております。

 市場関係者は、今年11月4日に上場した日本郵政グループ3社に続く、民営化関連株として注目しており、投資家も日本郵政グループ3社の上場後、株価が上げ基調であったことから、すぐに売却し利益を出した投資家も多くいたことから、JR九州でも上場後、同様な結果となるであろうと期待をもって予測しています。

 JR九州は、「本業」の鉄道事業は赤字であるものの、全体を見ますと、平成27年3月期の連結業績は、営業収益が3574億円で5期連続の増収、営業利益は127億円で2期連続の増益と好調といえます。

 鉄道事業では、九州新幹線・鹿児島ルートが平成23年3月に全線で開業し、クルーズトレイン「ななつ星in九州」が平成25年10月から運行を開始したりと話題がありますが、実際のところ、JR九州の鉄道事業が占める売り上げは全体の4割程度で、今後は全体の2割まで下げる予定で事業の多角化を進めていくとのことです。

 JR九州は、駅ビルやマンション等の不動産事業、飲食業や船舶業(博多・釜山間を運航するJR九州高速船)や先頃では、旧国鉄の保養所を改装し旅館としたり、「道の駅」を運営する会社を買収したりと多角化を進めてきました。

 JR九州は会社設立当初から、JR東日本やJR東海、JR西日本と比較しても鉄道事業では安定した経営ができないといわれ、政府によりつくられた経営支援を目的(鉄道事業の赤字を補填)とする経営安定基金を保有しています。

 株式市場に上場する際、この経営安定基金をどうするのかと話題になっていましたが、基金を九州新幹線・鹿児島ルートの施設使用料(総額2200億円余)を一括して支払うことと、借入金の償還等に充当し、国庫に返納しない方針を示しました。

 平成27年6月に公布されたJR会社法で、財務基盤強化のために基金を取り崩して活用することを認めているため、一部で国庫に返納すべきといった反対意見はあるものの、上場への足かせとはならない見込みです。




 JR九州の上場時の時価総額は5000億円であるとか、7000億円であるとかといわれてはおります。いずれにせよ今後出される情報も駆使して利益を上げていきましょう。
posted by jiji-news-yara at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 明日への戦略 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック